ちょっと前のニュース
記事に書こう、と思ってズルズル放置してしまってたニュース
アルファコーポレーションの「オルソ-K®」が
オルソケラトロジーレンズとして“日本初”の厚生労働省の認可を取得
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http://www.innervision.co.jp/041products/2009/p0906_12etc.html
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http://www.alphacl.co.jp/olsokera.html
オスソケラトロジーは
特殊なハードコンタクトレンズを使って
近視を治す(=矯正する)という治療法
夜、コンタクトをして寝て
朝起きてコンタクトを外す
すると、
メガネやコンタクトなしでよく見える
という治療法です
目の度数って
角膜と水晶体で決まります
特殊なハードコンタクトを夜つけて
角膜をしめつけて
角膜の形を変えてしまおう!という治療法
寝ている間は
まぶたを閉じているので
目に酸素が届きにくいのに
さらにコンタクトをつけて
酸素が目に届きにくくして大丈夫か?
角膜の形をコンタクトで変えるから
朝起きたときはスッキリ見えても
だんだん角膜が元の形に戻ろうとすると
見え方が変わる
そんないろいろな障害があって
日本では認可が下りてなかった
近視の治療法
コンタクトでもない
エキシマレーザーのような手術でもない
手軽に出来るオルソケラトロジー
そんな感じで
今年はオルソケラトロジーが流行るのかな?
でも
何年か前にアメリカでオルソケラトロジーのレンズを合わせたって
患者さんを見たことがあるけど
角膜に
ビッチリコンタクトの型がついてて
ぞっっとした
白内障手術をするときには
角膜の形のデータが必要になる
そんなとき
長い間オルソケラトロジーを使っていたり
エキシマ手術を受けて
角膜の形が元に戻らなくなっていたら?
白内障手術の後
見え方が不安定になるかもしれません
目先の快適さに惑わされず
長い目で見て治療を決意して欲しい
そう思います
コンタクトレンズは
理由があってどうしても出来ない!
メガネもどうしても出来ない!
そんな人は、
よく調べて、よく考えて
病院を選んでください
コンタクトをつけるのがメンドクサイ
そんな理由で
目の形を変えないで欲しい
そう思うのです

2003年日本コンタクトレンズ学会の理事長をされていた金井 淳先生の記事
・オルソケラトロジーに対する警告

コンタクトレンズ学会が発表しているオスソケラトロジー・ガイドライン
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http://www.clgakkai.jp/general/gudeline.html
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